そろばん式脳トレーニング（芦屋教場）

そろばんも当たり前になると認知症予防に効果が出てこなくなる

指先を使い計算をするそろばん学習。
頭を使うのだから認知症予防に効果的に違いない！

私もそう考えておりましたが、実はそうでないことが株式会社WakuWaku＆Lifeさんの研究で明らかとなりました。

私は現在も昇段することを目標に掲げ練習をしているのですが、確かに「3＋2」は5の珠を加えて補数の3を下げて…。と考えずともそろばんの盤面を見ただけで無意識に指が動き答えを出しています。

ある意味考えていないので、息をする・歩くといった動作を同じ“当たり前”つまり“慣れた”状態になっています。

慣れてしまうと脳への刺激は少なくなります。
脳への刺激が少なくなれば脳が活性化されず本来得たかった「認知症予防」の効果が薄まってしまうのです。

つまりそろばん学習は始めたての初歩や進級してすぐの新しい手法を学ぶ段階では脳への刺激は期待できますが、皮肉なことに上達すればするほど期待できなくなってしまうのです。

そろばん式脳トレーニング上級インストラクターの資格取得

2019年の秋、祖母が認知症かもしれないと母から連絡を受けました。
（幸い、祖母は認知症ではなかったのですが。）

何か自分が持っているスキルで手助けができないものか考えました。
すぐに世間はコロナ禍になってしまいましたが。

2020年5月にオンラインそろばん教室を立ち上げ、夏前にFacebookで株式会社WakuWaku＆Life代表である川西先生の「そろばん式脳トレーニング®インストラクター養成講座」の投稿を拝見し、受講させていただきました。
そして上級インストラクターの資格を取得しました。

芦屋市にてそろばん式脳トレーニング講座の開講

認知症予防・脳の活性化の効果を最大限引き出すために作り上げられた独創的なメソッドをフルに活用しながら、受講生さんが心地よく感じるコミュニケーションの場を創りたい。

偏に“認知症予防”と聞くと「まだまだ元気だし大丈夫」「もう少し歳をとってから」と、なんとなく敬遠してしまったり、後回しにされてしまうことは少なくありません。

しかし認知症という症状はいつ出てくるか分かりません。
何もなければきっとそれが一番です。

九州大学　二宮教授による「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」では、2025年には人口の18.5％が、2030年には20.2%の国民が有症者となる見込みであるようで、他人事とは言えない未来が待っています。

厚生労働省HP「「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」（PDFファイル）

そこで私はこの「そろばん式脳トレーニング®」の場をコーラスや絵などの習い事と同じように、新たな学びや交友関係、刺激を得られる場としたく、行動に起こしました。

2023年4月より芦屋市内にてそろばん式脳トレーニングの講座を開講します。
脳の活性化を楽しみながらできるように尽力いたします。

まずはそろばんを使わない「そろばん式指体操」からスタート！

まずは初級講座ではそろばん自体は使わずに、自身の指を使って「そろばん式指体操」を行います。

初級・中級は計算を伴わないので「計算に苦手意識のある方」や「そろばんの使い方を知らない、もしくは忘れた方」も大丈夫！心配はいりません。

できる限り大きく指を動かし、レッスンが終わった時に「楽しかった～」と言いながら、あの独特の爽やかな疲労感を味わえたなら100点満点です！！

ご用命があれば日本各地で出張講座可能です

まずは地元芦屋市にてそろばん式脳トレーニングの講座を開講しますが、ご用命があれば日本各地に出張講座へ参ります。
ご興味ございましたらお気軽にご相談くださいませ。

教室のメインテーマでもある「未来に活きる本物の力を磨く」
いつまでも長く、自分の頭で考え楽しんで行動ができるように、今から一緒に磨いていきましょう。